アベノマスクは問題マスクだった！？

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、政府が妊婦向けに一足早く配布した布マスクから不良品が見つかりました。

妊婦向けの布マスクは、今月14日から全国の市町村に合わせて50万枚が発送されましたが…

「汚れがついている」

「虫が混入していた」といった驚くべき報告が相次ぎました。

厚生労働省によりますと、妊婦向けの布マスクは、すべて海外で生産されたということです。

一方、全国すべての世帯を対象に１つの住所につき２枚ずつ配布しているマスクや、介護施設向けなどのマスクからは、不良品の報告は、ほとんど寄せられていないということです。

が、ここで問題発生！

妊婦向けに配布された布マスクに続き、全世帯に配られる布マスクについても「虫が入っていた」など不良品の報告が約200件あったことが分かりました。

総額466億円をかけて今月17日から布マスク1億3000万枚を1世帯2枚ずつ、配布しています。

納入後の検品作業中に「虫が入っていた」や「カビが生えていた」など不良品の報告が約200件あったということです。

妊婦向けの布マスクで不良品が7870枚あったことについては発表しましたが、全戸配布の布マスクの不良品については「ほとんど報告は来ていない」と述べました。

詳しい内容は公表しませんでしたが、厚労省は「検品の段階で不良品が見つかるのはよくあることなので、公表しなかった」としています。

４６６億円。

もっと他に使うべきでしたね。