新型コロナウィルスでの休業補償ってどうなってるの?

新型コロナウイルスによって休業や大幅な収入減となった人たちにとっては、補償がどうなるのかとても気になる話です。

3月には日本全国の公立小中高校が臨時休校になりました。

その影響で、特に小学生の親などでは育児のために会社に行けず、収入が下がってしまった方たちがいます。

そこで急遽、助成金の話が出ました。

新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金」というものです。

この助成金は個人でもらえるものではなくて企業が申請して、国から企業に給付されるものです。

8,330円を上限に助成されるそうですが…

 

また会社の都合で、仕事を休むケースも出てきています。

コロナウイルスの打撃を受けて会社がやむを得ず事業を一時的に縮小・休業し、会社都合で仕事を休んだりするケースが増えてきています。

このような場合は会社は従業員に、平均賃金の60%以上の「休業手当」を支払わなければならないことになっています。

また従業員に休業手当を支払った場合は、会社は国の「雇用調整助成金」という助成金を受け取ることができます。

 

ではもし、新型コロナウイルス感染症にかかった場合はどうなるのでしょうか?

その場合ももちろん仕事を休むことになりますよね。

会社員が病気の治療のために仕事を4日以上連続して休んだ場合には、4日目からは健康保険から「傷病手当金」というのを受け取れることを頭に入れておくといいでしょう。

 

また都は休業に協力した事業者に対して50万円~100万円の「感染拡大防止協力金」を支払うと調整しているそうです。

新型コロナウイルスに関しては助成金が拡大しているので、新しい情報にアンテナを張り自分が受け取れるものなどを何となくでもイメージしておくといいと思います。